
週間少年ジャンプ2017年32号(7月10日発売)にはハンターハンターが掲載されていました。
連載再開3発目です。

余命みたく言うなよ。
王子たちの守護霊獣や、念獣の設定がチラチラ分かってきたので、面白くなってきましたね。
文字量が多くて、読むのが大変ですがw
今回のお話では、組織のナンバー2がいかに重要かというコトを焦点に書かれていると思いました。(幽遊白書の教え)
現在のマンガの展開としては、下位の王子たちから順番に、パーティ会場を退席しているところです。
前回は、第4王子のツェリードニヒが退席したところまで描かれています。
今回は、第3王子のチョウライ(ガングロクリリン)がパーティ会場を後にするシーンからスタートします。
最新刊を読んで、ストーリーの内容を復習しましょう。
コミックは、スグに読めるKindle版がオススメです。
目次\(^o^)/
パーティ明けの第3王子
パーティ会場を後にし、自分の居住区に戻る途中の第3王子のチョウライさん。(ガングロクリリン)
第3王子は、自分の護衛兵から、船内に起こった異変を報告されました。
第3王子
「は? 第14王子(ワブル)の王室警護兵が全滅したって? マジ?」
警護兵
「マジです。(即答)」
警護兵
「残ったのは、外部から雇ったプロハンターが2名だけだそうです。」
第3王子
「誰だか知らんけど、赤子から狙うとはな・・・(さすがに引くわ)」
しょせんこの世は弱肉強食ですよ。(^o^)
第3王子
「ん?」
第3王子
「いや、待てよ」
第3王子
「最下位の王子に付いている警護兵は、全て他の王妃に貴族しているハズだ。(警護という名の監視)」※この見出しの最後に説明します。
警護兵
「はい(即答)」
第3王子
「ならば、全滅するのは、おかしくないか?」
第3王子
「・・・まさか、疑われるのを避けるために、味方もろとも始末したっていうのか!?」
例えば、第1王子の監視警護兵が、第14王子の警護兵を全滅させた後に自害とか。
(ドン引きってレベルじゃねーぞ!!)
警護兵
「実は、かくかくしかじかで・・・」
第3王子
「・・・は? ネンジュウ? え、何それは。」
警護兵
「ネンジュウについて、とりあえず、護衛全員に確認してみました。」
警護兵
「しかし、詳しいコトを知る者が、我々の中にはいませんでした。\(^o^)/」
警護兵
「しかし、警護兵全滅の真相を握るカギは、このネンジュウというキーワードにありそうです。」
第3王子
「・・・(^o^)」
しかめっ面で、頭を悩ませる第3王子。
第3王子の私設兵には、念能力者がいないというコトが判明しました。
上位の王子でも、念能力についての知識があるとは限らないようですね。
そして、その警護兵たちも念能力についての知識があるとは限らない。
しかし、第3王子についている第1王子の警護兵(監視警護)は、念能力についての知識があるでしょう。
ですが、万が一を恐れて、念能力者を配置していない可能性もあります。
最初の頃は、上位の王子は有利かと思っていましたが・・・。
警護兵の手が足りなくて、外部からプロハンターを雇った下位王子の方が、念能力についての情報を得られるので有利かもしれません。
※ 各王子の警護兵の人数の設定です。
上位の王妃は、下位の王妃の王子に対して、監視という名の警護兵をつけるコトができます。
詳しくは、34巻の360話を参照してください。


王子居住区の見取り図を公開
分かりやすい見取り図が公開されました。
何か、ライアーゲームとか名探偵的なノリのマンガになっていく予感がプンプンします。

ダウジングとリトルアイを使った、名探偵クラピカの頭脳バトルが展開されていくのでしょうか。
1人称が名前の女
場面は、パーティ会場に移りました。
第2王子カミーラが、パーティ会場を退席する前に、ホイコーロ国王にあいさつをしています。
あいさつをするついでに、王位継承戦について、不明確な部分を確認します。

カミィね。 ハッキリさせておきたい事があるの。
王位継承戦において、『死』以外の脱落は、認めないでいただきたいの。
いいでしょ?(ニコッ)
で、でたー。 ツェリードニヒが言っていた「1人称が名前」の女。
やはりあなたでしたか。
それよりも、カミーラ嬢がノストラードファミリーのヴェーゼにしか見えないのはオレだけか。
第2王子は、王位継承戦において、「生き残った1人が正式な王位継承者」というシンプルなルールについて深掘りしてきました。
「生き残る」という言葉は、複数の捉え方ができてしまうからです。
そのため、「脱落した者」という定義も、曖昧なものとなっているのです。
なので、「脱落=死」という明確なルールにして欲しいと提案しました。
シーンはカットされていますが、ナスビ国王が言うには、第3王子のチョウライも同じような質問をしてきたそうです。
不明確なままで行動するのは、命取りにつながりますからね。
ナスビ国王は、カミーラにも第3王子と同じ回答をします。
ナスビー国王
「 『生き残った唯一名が正式な王位継承者』 」
「それをどう解釈するかも含めての王位継承戦なのだホイ」
なるほど。奥が深い。
そして、闇も。
ここで第1王子のベンジャミンが話に割ってきます。

まあ、そうですよね。
自分以外の王子は、全員ブチのめせば良いのだから。

カミィはイヤ!(^o^)
カミィは世界中の人間をカミィの思い通りに動かしたいの!(^o^)
まず、カミィ以外の王子は全員氏んで欲しいわ!(^o^)
理想としては、自ら進んで氏んでほしい!(^o^)
『カミーラが王になるだから、私は死ぬべきだって』心から思ってほしいの!(^p^)
自分の思い通りにならないと、納得いかないタイプの人みたいですね。
妹の考えをを聞いた兄上は、フィンクス並に血管を浮き上がらせました。

何という思い上がった女だ・・・!(^o^#)
キサマに王の座を任せるなど、狂犬に子守をさせる様なモノだな!!(^o^#)

? バカじゃない?
カミィは子守なんかしないわ!
どいて!
用事が済んだカミーラは戻ろうとしますが、話に割り込んできた九ソせっかちな兄貴が棒立ちなのでジャマです。
しばらくの間、にらみ合いが続いた後・・・。
ナスビ国王
「カミーラ。 兄上に敬意を払いなさい。」
第2王子カミーラは、トーチャンが言うので、しぶしぶですが兄貴に道をゆずりました。(半ギレ状態)
ここはレディファースト・・・と言いたいところですが、各国首脳も出席しているパーティ会場だから、まぁ多少はね?
第2王子カミーラは、現状を理不尽に感じ、相当イライラしているようです。
彼女は、心の中で願っているだけでは、自分の理想の世界が実現できないコトを悟りました。
カーミラ嬢は、自分の理想の新世界を築くために、自ら行動にでる決心を固めます。(クラピカ並の覚悟を決めた)
カミーラの「覚悟」を感じ取ったのか、彼女の背後にいる守護霊獣が成長?したようです。(何か、顔が出てきた。)
オレ様使いのベンジャミンくんは、カミーラと絡んだコトで、頭に血が昇ったようです。(ナッパ状態)
その状態で、ベンジャミンくんは、父君に熱い想いを伝えます。
「必ず自分が王位を継承する!」と。
トーチャン
「うむ。 期待しておるホ(^o^)」
長兄の熱い想いとは裏腹に、国王はノーマルな回答と表情。
ベンジャミンの資質を見抜いたのか、それとも彼の守護霊獣を見た上での態度なのか、果たして・・・。
オレ様使いは、せっかち




お花畑のカミーラと絡んだコトで、ベンジャミン王子はヒートアップ。
下船までの2ヶ月を辛抱する予定でしたが、もう限界になったようです。
テンションマックスになったベンジャミン王子は、パーティ会場から退席するやいなや、よそいきスーツを破り捨てながら自分の部屋に戻ります。(半ネ果状態)
お前はジン=キサラギかwww
ベンジャミン殿は、半ネ果状態のままで自分の兵に指示を出し、第4王子のツェリードニヒをブチ頃す作戦に出ます。
どうやら、完全に頭に血が昇ってしまったようです。
コレでは、気円斬をモロに食らってしまうこと間違い無し。
その場のテンションに身を任せると、ロクなコトにならねーぞ。
ベンジャミン殿の私設兵隊長であるバルサミルコ氏(ヨークシンのゼンジ似)は、

第4王子を半頃しにして、オレ様の前に連れてこい!(^o^#)
というマジキチな通達を受けました。
「これはアカン」
と思った私設兵隊長さんは、ナッパと化したベンジャミン殿の救済に入ります。
王の器
ベンジャミン殿は、やる気マンマンです。
戦闘服に着替えながら、私設兵隊長であるバルサミルコと打ち合わせです。

寄生型の念獣が王子たち全員に憑いているだとォ!?(驚愕)
ならば、なぜ念使いのオレ様に、ソレが視えないのだ?
やはりベンジャミン殿は、念能力者だったようです。
しかし、守護霊獣は視認できない模様。

推測ですが、「儀式の当事者は、念獣を視認できない」という誓約があるのかも知れません。
もしくは、何かの条件が不足しているか・・・
念獣が直接王子の命を獲りに行っていないコトを考えても、我々が知らされていない念獣の生態(ルール)がありそうです。
ガングロゼンジこと、バルサミルコ私設兵隊長の言ってるコトは、ほとんど正解です。
読者的には先週号の復習ですね。
復習マシーンと化した彼は、話を続けます。

この生態(ルール)を他の王子よりも早く正確に把握する事!
それが、この壺中卵の義(こちゅうらんのぎ)という名のサバイバルを攻略するカギです。
その前に行動を起こすコトは、命取りになりかねません。
(頭を冷やせナッパ!)
バルサミルコは、冷静に淡々と自分の考えを述べました。
しかも正論。


はい。(即答)
理由は主に2点。
まずは一つ目。
敵が念獣であり、ベンジャミン殿に敵の姿が視えない以上、単独行動は非常に危険です。
ゆえに、護衛計画を大幅に変更する必要があります。
ベンジャミン殿は、バルサミルコをにらみつけます。
が、バルサミルコは冷静に「待て」の理由を解説します。

もう一点は、先程の緊急コールです。
緊急コールによって、『念獣』と『念能力』が全王子とその警護人に、モロバレになってしまいました。
念能力が共通認識なったので、我々のアドバンテージは0に近くなったと言えます。

ちなみに、バルサミルコ私設兵隊長の登場は、コミック34巻の358話以来です。
読み直してみると分かりますが・・・。
バルサミルコ私設兵隊長は、ベンジャミン殿だけではなく、その部下たちの扱いにも苦労している様子。

落ち着きを取り戻したベンジャミン殿
ベンジャミン殿とバルサミルコ氏は、立ち話を辞めました。
イスに座って飲み物を飲みながら、落ち着いてトークを再開します。
落ち着いて話ができるようになったのは、敏腕バルサミルコ氏のおかげです。
彼は、頭に血が昇っている状態のベンジャミン殿に対して、しっかりと理詰めで話をし、イスに座って話ができる状態まで持っていきました。
今回の描写では、やたらと飲み物アピールがあります。
心を落ち着けたいときは、飲み物を飲むのが良いというのが作者の伝えたいコトな気がします。(ミルクティーとか)


はい。 彼らは全員が念の使い手です。
我々よりも念の歴史は古く、念の知識はハンターたちの方が上です。

ただ、ハンターたちにとっては、王子の護衛は二次的な任務でありオマケです。
彼らは、カキン国の内部事情には詳しくありません。
よって、情報戦においては、我々が圧倒的に有利でした。

なんですけども、一名のハンターが緊急チャンネルを使い、念獣の存在をモロバレにしてくれました。(クラピカ)
そのため、念を使える者は、警戒レベルがビンビンになりました。
つまり、我々のアドバンテージである『念による急襲作戦』は、九ソの役にも立たなくなりました。
念能力については、ハンター協会が詳しい。
カキン国の情報については、王子側が圧倒的に詳しい。
なので、念能力の情報とカキン国の情報、2つを併せ持つ第1王子ベンジャミンは、王位継承戦において、かなり有利だった。
しかし、クラピカによるネタバレにより、念能力を活かした作戦は通用しなくなったのです。
(現状は、念能力者が多く在籍し、第1王子であるベンジャミンの有利は変わらず)

ふぅ・・・。
全く余計なマネをしてくれたものだ。
先程までとは違い、冷静さを取り戻したベンジャミン殿。
もはや賢者モードに近いレベル。
長ったらしい部下の報告を黙って聞きます。

だが、少し解せんな・・・。
なぜそいつは、わざわざ緊急チャンネルを使って、全員に情報をバラしたのだ?
念獣の正体が判明したという情報を、敵側の王子たちに伝える必要がどこにある?
部下の報告を冷静に分析し、不可解な点を指摘をする姿を見ると、とても脳筋キャラとは思えません。

さすがベンジャミン殿。
我々もそこに引っ掛かりました。
まずは、『抑止力のため』と考えるのが最も妥当です。
実際に我々は、念獣の存在によって、計画の変更と待機を余儀なくされています。

ハンターたちの本来の任務は、暗黒大陸にあります。」
ゆえに、船内での厄介な衝突を避けるために、あえて膠着状態を狙ったと考えます。

膠着状態については、下位の王子の利害とも一致します
武力に乏しい下位の王子たちは、今回の争いには消極的でしょうからな(嘲笑)


下位の王子と、その護衛のハンターたちが結託して、延命作戦に出ているワケか・・・。
この先、ハンターたちが、王子とその念獣を、どう扱うかで状況が違ってくるな・・・。

まさに、仰る通り!
念獣とハンターの能力は未知数です。
しかも、その能力次第では、脅威にもなり得ます。

そして、ベンジャミン殿以外の、上位の王子たちの私設兵にも、念能力者がいるかも知れません。
今回の件で、念の事を知った他の王子が、能力会得のために念の習得をする可能性もあります。



(ベンジャミン殿は、感情的になりやすい直情型な性格だ。)
(そして、非常にせっかちなため、最短の道を好む傾向にある。)
(そのため、多くの人には、誤解されやすいが・・・。)
(彼は、こちらが臆する事なく、理詰めで話をし、しっかりとした情報を提供すれば、的確な判断をされる御方・・・!)
新世界の神ともあろう御方が、「言っても分からぬ馬鹿」では話になりませんからね。

冷静と情熱を兼ね備えたユピーが、やたらと強かったのと同じノリですね。
ベンジャミン殿は、王にふさわしい器をお持ちのようです。
バルサミルコ氏が言うのだから間違いない。
というワケで、ベンジャミン殿の私設兵が全員集合しました。
人数はバルサミルコ氏を入れて15人。
集められた兵士たちは、賢者と化したベンジャミン殿から、生で新しい任務の内容を聞きます。
任務の内容は、主に追加についてです。
もともとの任務は、各王子の護衛と動向を監視するコトです。
それに加えられたのは、念獣とハンターの能力を把握するという激務です。

念獣という未知数の脅威により、非常に危険で高度な任務だ!
最新の注意を払い、念獣とハンターの能力を把握せよ!
敵が襲ってきた場合、または襲撃の意志が明らかである場合には・・・

防衛権行使による武力制圧!!
すなわち、「敵の殺害」を許可する!!
私設兵たち
「イエス!!サー!!」
ベンジャミン殿から、直々に任務の内容を伝えられた私設兵たちの表情は様々です。
険しい表情を見せる者もいれば、笑みを浮かべる者もいます。
やはり、私設兵の中には、快楽殺人者的な危険人物が混ざっているようです。(ヨークシンのベレー帽的な人)

バルサミルコ。
貴様たちには、オレの念獣が視えているのか?

・・・は!
しかと視えます。
時代王にふさわしい、雄々しき霊獣にございます。
ガングロゼンジの発言の後に、ベンジャミン殿の守護霊獣がアップ。
霊獣の口元には、笑みが浮かべられています。
それよりも気になるのは、短い言葉に凝縮されている、バルサミルコ氏の有能っぷり。
念獣を霊獣と言い直したり、「時代の王」「ふさわしい」「雄々しい」など、ベンジャミン殿を勃てる言葉が多数。
こいつ、マジで有能すぎるだろ。
実際、バルサミルコ氏が居なければ、ベンジャミン殿は王位継承戦から、早々に離脱していたでしょう。
見た目は、ゼンジと似ていますが、スグに感情的になってしまうゼンジくんとは大違いですね。
やはり、「組織のカギは副将が握る」理論は正しいってはっきり分かんだね。
(幽遊白書、蔵馬の教え)
挿にゅー
賢者モードになった第1王子のベンジャミン殿は、さっそく他の王子たちへの挿にゅー行為をおっぱじめました。
自分の私設兵を、各王子たちの警護兵として挿にゅーしたのです。
本来ならば、この挿にゅーは許されない行為です。
王室警護兵というのは、正式な国王軍兵でなければイけないというルールがあるからです。
もちろん、第1王子ベンジャミン殿の私設兵は、「私設兵」であって、正式な国王軍兵ではありません。
しかし、ベンジャミン殿は、軍事最高副顧問という地位におられる御方です。
彼の私設兵だけは、正式な国王軍兵という縛りを抜きにするコトが可能なのです。
私設兵の挿にゅーを食らった各王子たちの反応は様々です。
第3王子のチョウライは、ベンジャミンが私設兵を送り込んで来た理由を深読みします。
考察の末、逆にこれはチャンスだと判断しました。
私設兵の挿にゅーは、念獣という緊急アナウンスを受けてからの処置です。
つまり、ベンジャミン側の私設兵は、念獣についての情報を持っているハズなのです。
チョウライの仲間には、念に詳しい人物が居ないため、むしろ好都合だというワケです。
第2王子のカミーラは、私設兵を拒絶して母親を呼び出します。

さて、彼女の母親である第2王妃ドゥアズルは、カミーラに対してどのような反応を示すのか。
モモゼ王子の母親のように、極端な態度を見せるのでしょうか。
ドゥアズルは、ナスビ国王との間に、4人もの子供をこさえていますからね・・・。
第4王子のツェリードニヒは、ベンジャミンと同じく、第1王妃の息子です。
ベンジャミン殿の私設兵を拒否る権利があります。
しかし、ツェリードニヒは、念能力の習得に集中しているので、そんなコトはどうでも良いです。
もし、彼のチームにテータやサルコフが居なかったら、第3王子のチョウライと同じく、ベンジャミンの兵から情報を得ようとしたかも知れませんね。
第5王子のツベッパは、他の王子たちとは違い、緊急アナウンスをしたハンターの方に食いつきました。(クラピカ)
ツベッパは、早急にクラピカの情報を集めるように、部下に指示を出します。
クラピカがクルタ族だというコトがバレてしまうのでしょうか?
ツベッパとツェリードニヒは、同盟を組んでいる間柄ですから、気になるところです。
早漏
場面は変わって、クラピカのターンに入ります。
オイト王妃の警護兵は、全滅しています。
残ったのは、非戦闘員である世話係が2人と、外部から雇ったプロハンであるクラピカとビルの2人です。
サイールドさんが戻って来てくれれば、3人になりますが。
全滅を良い意味で捉えれば、監視がいなくなったため、動きやすくなったと言えます。
ですが、クラピカとしては人手が足りません。
この状況で、新しい監視として、第1王子の警護兵であるビンセントが配属されてきました。
さすがのクラピカもイライラしているのか、ワブル王子の世話係を指で使います。
ここで、ネタフリのためか、第14王子のワブルがやたらと泣き始めます。
「あ”ぁ~ん あ”ぁ~ん」
普段は、大人しく寝ているワブル王子ですが、この時ばかりは、十二支んのギンタのように泣き続けます。
そんなコトに気を取られている間に、玄関先に異変が・・・。
まず、ビルが異変に気づきます。
コンマ数秒遅れてクラピカが気づきます。
配属されたばかりのビンセントくんが、早速ヤってくれました。
ワブル王子の世話係の女性を、ナイフで突き刺したのです。
彼女は、クラピカの指示で、玄関先までビンセントを迎えに行ってくれた女性です。
ビンセントくん
「いやー、間一髪でした。(棒読み)」
「彼女がいきなりナイフで襲ってきましてね。(大嘘)」
「というワケで、防衛権を行使させていただきました。(マジキチスマイル)」
クラピカは、ベンジャミンがよこしたのは、監視ではなく刺客だと判断しました。
さあ、そろそろワブル王子の守護霊獣の出番かな?
それよりも気になるのは、ビンセントくんの演技力ですね。
ビヨンド組のミュヘルさんよりも酷い棒読みの説明台詞です。
さすがにコレは、ワザとやってるんですよね。
今週号はここで終わりです。
次号は、7月15日(土)のジャンプに掲載予定です。
7月17日(月)は、海の日のため、ジャンプの発売日が代わります。

それでは、お楽しみに。(^o^)

あとあと7週か・・・。