
エンペラータイムを発動している時は、「1秒につき1時間の寿命が縮む」という制約です。
発動中は、通常の3600倍の速さで寿命が縮むというワケです。
まさに命がけ。
自らの寿命を糧に、強さを手に入れる。
何かを得るには、何かを代償にしないといけないってコトですよ!
クラピカの能力は、旅団編でチェック!(8~13巻)
エンペラータイムのメリット
絶対時間ので得られる効果についてです。
メリットは主に2つあります。
- 全ての系統の能力を、100%引き出せる。(100%になるのは、威力と精度のみ)
- オーラの絶対量が増える。
① 全ての系統の能力を、100%引き出せる。(100%になるのは、威力と精度のみ)
こちらがメインの能力です。
エンペラータイムの系統能力に関しては、チートすぎるので以下のように修正されました。
- 修正前 → 全ての系統能力を100%引き出せる。
- 修正後 → 全ての系統能力を100%の精度・威力で使える。
全ての系統を100%とか、よくばりにも程がある。

系統の精度とかはこちらを参考に。
↓↓↓↓↓↓
② オーラの絶対量が増える。
この効果は、マンガ内では空気です。
しかし、実際はかなり強力です。
オーラの総量が増えるコトで、長時間の戦闘が可能となります。

エンペラータイムのデメリット
絶対時間のリスクについてです。
- 発動中は、寿命が3600倍の速さで減る。(継承戦で確認)
- 1時間ほど緋の目を継続すると、ふらつく。やつれる。(ヨークシンの時)
- 3時間ほど緋の目を継続すると、熱が出る。2日くらい寝込む。(ヨークシンの時)
① 発動中は、寿命が3600倍の速さで減る。
1秒で1時間。
1時間で150日。
24時間で10年。
1週間で70年。
「寿命減りすぎィ!」と思うかも知れませんが、こんなモンでしょう。
この手のブースト技は、そんなに長時間使用するモノではありませんので、気にするものではありません。(ドルフィン縛りを除く)

この寿命に関しては、重度の制約をぶっこいたゴンさんとかと同じノリです。
やっぱ、自分の命を差し出すのが、一番手っ取り早いパワーアップ方法ですね。(ロマサガのノリ)
この制約は、ステルスドルフィンを使用している時だけの「制約」かも知れません。
でないと、ステルスドルフィンの性能はちょっとおかしい。
スチールチェーンもちょっとおかしいけど。

スチールチェーンとか鎖の能力はこちらを御覧ください。
↓↓↓↓↓↓
② ③ ふらつく。やつれる。熱が出る。2日くらい寝込む。
これらは、ブースト技を使ったときの反動です。
同じような例としては、シャルナークの自動操作が挙げられます。
幽遊白書の飛影が、栄養剤を喰った後の冬眠タイムも同じようなモノですね。
オーラというのは、生命力です。
そのオーラを、限界を超えて発するというコトは、命を削っているのと同じです。

エンペラーを発動しつつ、堅や凝や流などの応用技を使いながら、具現化した鎖を操って戦う。
実戦では、地形に注意したり、音や相手の言葉に注意したり、負担のかかるポイントはたくさんあります。
1人で戦い抜く力
クラピカは、幻影旅団とのバトルを、1人で戦い抜こうとしています。
基本的には、ムリゲーです。
しかし、彼が一人でもそこそこ戦えているのは、エンペラータイムのおかげです。
彼は、エンペラータイムがあるのをいいコトに、たくさんの能力を覚えました。
本来は、習得しても使い物にならない能力も会得しました。

習得した能力は、対旅団用の能力と、緋の目を見つけ出すという、2つの目的に合わせた能力になっています。(よくばりセット)
命と制約
2つの目的を、たった1人で達成しようとしているクラピカにとっては、エンペラータイムの存在は、非常にラッキーです。

エンペラータイムで補えるのは、系統能力の部分のみです。
自分のメモリを節約するコトはできません。
覚えられる能力には、限界があります。
オーラの強さにブーストはかかりますが、ものすごく強くなるワケではありません。
具現化系という扱いづらい系統で、旅団に通用するレベルの威力を出すコトはできないのです。
そのため、クラピカは、自分の命を代償とした制約を使って補っている部分も多いです。
特に、中指のチェーンジェイルは、命を担保にして、強力な力を得ています。
しかし、クラピカは、エンペラーといい、中指といい、自分の命を糧にしている部分が多いですね。

クラピカ。
本当に後のコトは考えていないようだな。
