
365話で、クラピカは、チョウライ殿の部屋に招かれました。
クラピカのオトモとして、ワブル王子とオイト王妃も付いて行くコトになりました。
オイト王妃は、チョウライ殿の部屋で、ベットリとへばりつく様な視線を感じました。
視てきたのは、チョウライ殿の守護霊獣です。
この視線は、獣には出せない味です。
人のみが生み出すコトが可能である、特有の湿り具合が含まれています。(適当)

さすがは守護霊獣。
今回は、視線の件について、真面目に考察したいと思います。
守護霊獣の設定は、33巻を参照してください。
へばりつく視線は、13巻です。
オイト王妃のどこを視ていた?
チョウライ殿の守護霊獣は、オイト王妃のどこを重点的に視ていたのでしょうか?
マンガの描写を見る限り、オイト王妃の上半身を凝視しています。
では、上半身のどの部分を見ていたのか?
オイト王妃の胸部のあたりです。
では、胸部のどの部分を見ていたのか?
そうです。
チョウライ殿の守護霊獣が視ていたのは、
オイト王妃が抱いているワブル王子です。
もしくは、ワブル王子の中に眠る守護霊獣を視ていたのではないでしょうか。
彼女の守護霊獣は、まだ卵の状態ですね。
彼女の守護霊獣は、切り札になるでしょう。

敏感
ワブル王子は、敏感です。
ワブル王子敏感説については、ビンセントくんの件があります。
ビンセントくんが、サンドラをヤった時は、一瞬の殺気や敵意でも敏感に反応していました。
ワブル王子は、善意にも敏感です。
クラピカが、ワブル王子とオイト王妃を守り抜く覚悟を見せた時には、一瞬で泣き止みました。
ワブル王子は、まだ赤ん坊なので、言語を理解できません。
しかし、その分、他の感性が鋭いはずです。
だから敏感。
365話の描写を見れば分かる通り、ワブル王子は起きています。
ワブル王子が起きているにもかかわらず、特に反応を見せないのは、相手に敵意が無いからでしょう。
クラピカの落ち着きぶりを見ても、守護霊獣に敵意が無いコトが分かります。
やる気
オイト王妃とクラピカは、休戦を望んでいるので、敵意はありません。
しかし、「おヒマ」の件を忘れてはいけません。
守護霊獣は、流暢にしゃべるタイプも存在します。
霊獣は、目覚めたばかりで赤ん坊のような存在だとすると、モモゼ王子の守護霊獣のように、ムチャをするのもうなずけます。
相手に敵意はなくても、何が起こるか分かりません。
油断は禁物です。
赤ん坊は、「包丁は危ないモノ」というコトを理解していないですからね。
だから、ビルの言うとおり「厄介」なワケです。
視えない
念能力者は、普通に守護霊獣を視認するコトができます。
守護霊獣同士も、お互いを視認するコトができます。
しかし、霊獣が憑いている者同士は、例え念能力者であっても、霊獣が視えないという設定です。(ベンジャミン殿が視えてない)
バルサミルコ氏が言っていたように、条件を満たせば、本人にも視えるようになる可能性があります。
ナスビ国王は、守護霊獣が視えているかのような描写があります。
守護霊獣が悪意のあるオーラを放った場合、視えなくても存在を感じるコトができるかも知れません。
起床
チョウライ殿の守護霊獣は、初登場のときは、目をつむっていました。(362話)

たぶん、寝てたんだと思う。
365話では起きています。

守護霊獣も、睡眠をとるのでしょう。
起きてるときは、自分の身は自分で守る。
寝てるときは、守護霊獣にお任せ。
ミギーが4時間寝ちゃうから、その間はシンイチが凌ぐというノリです。(寄生獣)

念能力者なら、1週間ほど睡眠を取らなくても余裕です。
しかし、ほとんどの王子たちは、普通の人間です。
不眠不休は、せいぜい3日くらいでしょう。
現在は、継承戦開始から、約3時間ほど経過しています。
船は、2ヶ月後に目的地に到着します。
まだ継承戦は始まったばかりだぜ!
何か
いつもは寝ている守護霊獣が起きているというコトは、「寝てる場合ではない」とも言えます。
チョウライ殿の守護霊獣は、セレモニー会場では、上位王子の守護霊獣が居るにもかかわらず、寝ていました。
しかし、ワブル王子を目の前にしたときは、目を覚ましています。
これは、目を開けて確認するだけの「何か」があるのだと思われます。

