
366話で再登場したクロロ団長が、ひでー顔をしてる理由を考えました。
クロロのこんな顔は初めて見ますね!
クロロ団長は、旅団員を連れて、ウッキウキの船旅を楽しむ予定だったハズです。
なぜ、彼は今にも誰かを56しそうなツラをしているのでしょうか。
酷いツラの理由は、34巻にヒントがあります。
目次\(^o^)/
自分のせいでシャルナークが死んだから
シャルナークが死んだんじゃなくて「自分のせいでシャルナークが死んだ」ってのがポイントです。
※ ここでは、コルトピの件はスルーさせていただきます。
シャルナークは、ヒソカさんが頃したのではなく『クロロが頃した』のです。
少なくとも、クロロ本人はそう思っています。

「クロロの酷い顔」からは、『自分を許せない』という感情が読み取れます。

「自分のせい」ってのはそれくらい自分への怒りを感じるポイントです。
今にも人をぶっ56しそうな顔をしていらしゃるよ
クロロは、今にも人をぶっ56しそうな顔をしてます。
ですが、彼は一般人に八つ当たりするほどの無能じゃありません。
八つ当たりしたい感情は少なからずあるでしょう。
そこを理性で抑えるのが大人の対応です。

シャルが4んだのはクロロのせいです。
そこから湧いた怒りを、無関係の一般人に向けるなど、クロロ級(クラス)の人間がやるべきコトではないです。
モントゥトゥユピーが「怒りとは、撒き散らすものではなく、何かに向けるものなのだ」と言っていました。(27巻287話を参照)
クロロが怒りを向けるべき相手は決まっています。
だから、その怒りは大事に取っておかないといけません。
そんな感じのセリフを、幽遊白書の飛影くんが浦飯くんに言ってました。(5巻39話を参照)
怒りという感情の利用方法は、冨樫先生の作品ではいたるところにちりばめられていますね。
八つ当たりを、理性で抑えているのも、自分への怒りポイントは高いです。
自分を許せない時
クロロが一番許せないのは「自分」です。
サンプルとしては、自分を許せずに自ら腕をちぎった王です。(24巻249話を参照)
クロロは、本当ならば王のように怒りを自分に向けて放ち、自分を壊したい感情でいっぱいです。
ですが、大人の理性で抑えています。
何よりも、シャルナークがそれを望んでいないハズですから。
ここが一番悩ましいところですね。
自分の怒りは、本来なら自分に向けるべきだが、それはできない。
そしてクロロ本人は、減塩旅団のリーダーとして、これからも頑張っていかないといけません。
怒りの矛先を失ったサンプルとしては、
- 蟻編のゴンくん。
- 蟻編のサンタユピー。
などが挙げられます。
ユピーは、怒りを撒き散らしていたときは酷かったです。
しかし、戸愚呂兄と同じく、怒りを「別の場所」に移動する術を身に着けてからはすごかったです。
ユピーに比べると、ゴンくんはガキなので仕方ないですね。
ただ単に、怒りを抑えるだけではないコトが、怒りポイントを上昇させます。
コーヒーブレイクスマイル
もし、シャルナークが「蟻ん子との戦闘で死んじゃった」というパターンならどうでしょうか。
その場合は、勝手に死んだだけなので、クロロはいつも通りのイケメンコーヒーブレイクスマイルで乗船していたコトでしょう。
ウヴォーギンのときも、割と余裕の表情をしていましたからね。
とはいっても、シャルナークといえば、旅団結成当時からいるメンバーです。

彼を失ったクロロ団長のダメージは計り知れません。
ちなみに、シャルナークと同じく、結成当時からいるメンバーのウヴォーギンが死んだときは、クロロ団長は号泣していました。
さすがに、旅団員の前では泣きませんでしたが。
シャルナークが死んだと知らされた時も、号泣したコトでしょう。
あ、あとコルトピも。
「旧友を失った」というのは怒りポイントが高いです。
シャルナークに船旅をさせてあげたかった
シャルナークは、船旅を割と楽しみにしていました。(34巻参照)
ウヴォーギンの件からして、クロロはシャルナークに対しても「シャルがやりたかったコト」を実現させるハズです。
そしてもう一つ。
クロロは、船でシャルと合流した時に、ケータイを返す予定でした。

ケータイを返せなかったのと、船旅をさせてあげられなかったのは、自分への怒りポイントは高いです。
不機嫌な果実
ここまで真面目に語りすぎたので、ここからはネタに入っていきます。
スルー推奨です。
いいか!?見るなよ?ここはスルーして、大人しく最後の見出しに進むんだ!
クロロの表情から察するに、彼のダメージは非常に大きいです。
クロロとシャルナークはできていたのかも知れません。
「お前みたいな3流リーダーの手足はもうごめんだ。」
とか言って、旅団を見限ったメンバーもいるかも知れませんね。
ヘタすりゃクロロは団員に拘束されて、あんなコトやこんなコトをされたかも知れません。
それに「ヒソカさんがあと10人」と言ってましたので、船に乗船する段階では、手足は半分になっているかも知れません。
失った手足が多いからこその酷い顔です。
それだと、34巻巻末のアレがちょっとアレが微妙になりますが。
まとめ
クロロ団長が、いまにも人を56しそうな顔をしていらっしゃる理由をおさらいしましょう。
- 自分のせいでシャルが死んだ
- 八つ当たりなどの怒りを理性で抑えている
- 自分の立場とやるべきコトが噛み合ってない
- 約束を守れなかった
まあ、何かいっぱい理由はありますが、一言で言うと「自分を許せないから」ですね。
いや、しかしクロロの顔は酷いです。
コーヒーブレイクスマイルの余裕はどこにいったんですかねぇ。
だいぶストレスが溜まっているご様子です。
少し休まれた方がよろしいですわ。

話の最後にクロロのいる最後の船室っぽい番号が37564。
37564=皆殺しだから旅団全員殺されてるのではと言う考察されてますよ。
クロロの表情の重さから察するに、クロロ以外の旅団員が全滅してる可能性もありますね。
34巻の巻末の解説を見る限りでは、最低でも「マチは残っている」とは思いますが。
多くても手足半分くらいの減少だと思っています。(あと5人♪)
ヒソカさんが「あと10人♪」とか言っておいて、乗船までに1人も減らしてないのは何かおかしい。
1人くらいは狩っている線が濃厚。
つまり、私の考察はこうです。
↓↓↓↓↓↓
濃厚(黄) → あと9人♪
濃ゆい → あと10人♪
普通 → あと5人♪
薄い → あと1人♪
酷く薄い → あと0人♪
旅団結構好きなんで何人か生き残ってはほしいですね。
旅団結構好きなんで何人かは生き残ってはほしいですね。
私も、旅団メンバーには好きなキャラがいるので、全滅は悩ましいところです。