
ハンターハンター369話にて、ヒュリコフさんが再登場しました。
彼は、マジキチスマイルというよりは、イキリ顔だったんですね。
いやあ、こいつは一本取られました。
というワケで、ヒュリコフさんのイキリ面について、イキリ面で考察していきます。
目次\(^o^)/
イキリ面とは
まずは、イキリ面の意味を書いておきます。
知ってる人は、飛ばしてOKです。
イキリ面とは、「意気がってる面」をしているというコトです。
「イキリ」とは、意気がっているという意味。
調子に乗ったり、偉そうにしたり、虚勢を張っている様子を表してます。

「面」とは、顔や表情です。
使用例は、イケ面などでしょうか。

つまり、イキリ面とは、調子に乗ってて意気がり、偉そうにしている「面」を指します。
要は、スーパーベジータの面ですわ。(躁状態とも言う)
イキリ顔
ちなみに、「イキリ面」は「イキリ顔」でも良いんじゃねーかと思かも知れません。
ですが、「イキ顔」と読み間違えるので、あまり使わない方がいいですね。
意味が全く違ってきますから。
例えば、「イき過ぎィ!」という表現がありますよね。
これ単体では、意味が分かりづらいです。

状況を組み合わせて、うまく使いましょう。
あとは、「イキリ面」と表現しておけば、もし「イキ面」と略したとしても、「イキ」顔と勘違いされるのを軽減できます。
一文字で、言葉の意味が全く変わってくる。
日本語は深いです。
ヒュリコフさんのイキリ面
前戯は終了したので、本編です。
ヒュリコフさんのイキ顔について、考察と解説を進めていきます。
なぜ彼がイキリ面になってしまったのか?
その原因を、イキリ面で考察していきます。
客観的に視る
これが、ヒュリコフさんのイキリ面の「原因その1」になります。
人間ってのは、意外と自分のコトには気づかないモノです。

人にツッコミばかり入れて、自分はできていないっていうヤツは多いです。(戒め)
つまり、ヒュリコフさんは、自分を客観的に視るのが苦手な人というワケだ。
ヒュリコフさんの観察力
イキリ面の「原因その2」です。
これは、ヒュリコフさんの観察力にヒントがありました。
漫画内の描写を見れば分かる通り、ヒュリコフさんは、観察力に優れています。

ヒュリコフさんは、これまで、数多くの人間や念能力者を観察してきました。
なので、人を観察し、評価するコトに関しての経験値が圧倒的に高いのです。
そのため、ヒュリコフさんは、隠れた念能力者を暴き出すコツを、独自に編み出しています。
これは、圧倒的な経験値からあるからこそ、得られたスキルです。
つまり、何が言いたいのかと言うと・・・。
ヒュリコフさんは、他人の観察に特化してしまい、自分の観察はおろそかになってしまったというワケです。
別に、イキリ面で何の問題もないですけどね。
圧倒的な経験によって得られるスキル
ヒュリコフさんは、視姦を極めたおかげで、念能力者を暴き出す奥義を会得しました。
これは、たゆまぬ努力と、才能の賜物でしょう。
そして、そんなヒュリコフさんから、学ぶべきコトがあります。
それは、人間は見た目で評価すべきではないが、見た目から得られる情報は多いというコトです。
人は、見た目が8割ですからね。
これに関しては、ヒソカさんの得意技である「強さスカウター」にも、似たようなコトが言えるでしょう。

イキ面のリスク
イキリ面のリスクは、べつに無いと思います。

ただ、ヒュリコフさんよりも上級者が現れた場合、哀れみの目で見られるくらいですかね。

ヒュリコフさんの任務
おまけ情報足として、ヒュリコフさんの任務と、現在のベンジャミン殿の作戦を解説しておきます。
ベンジャミン殿は、ワブル王子をナメていました。
そのため、ノープランで兵を送り、大事な大事なとっても大事なビンセントくんを失いました。
ベンジャミン殿は、血の涙を流しながら、ビンセントくんを糧として得たデータを元に、クラピカ対策を練りました。
まずは、クラピカ側のうさん臭い操作系の攻撃を封じるため、カウンタータイプのバビマイナさんを配置します。
これで、操作系能力者だとしても、うかつに攻撃できないようになりました。
そして今度は、どんな能力かを暴くために、ヒュリコフさんの登場です。
彼の役目は、「念能力者の系統や能力を暴くコト」になります。

ヒュリコフさんは、どうやってクラピカたちに接近しようかと頭を悩ませていました。
ですが、今回クラピカの念能力学習塾が開催されたので、あっさりとワブル王子の部屋に入れたというワケです。
そして嬉しさのあまりイキリ面。
まとめ
ヒュリコフさんから学ぶハンターハンターまとめです。
- 日本語の深さ
- 自分を客観的に視るのは、なかなか難しい。
- 人ばかり見てると、自分を見失う。
- 見た目は意外と重要。
- 経験から得られるスキルはスゴイ。
ヒュリコフさんは、スカウターを手に入れた代わりに、自分を客観視するスキルを失いました。(結果、イキリ面)
何かに特化してしまうと、失ってしまうモノがあります。
逆に言うと、何かを得るためには、何かを捨てないといけません。
失うのは、お金や時間だけでなく、スキルも同様です。

- 娘と息子、どちらを助ける?
- 蜘蛛と団長、どちらを活かす?
- アルカとナニカ、どちらを残す?
などなど。
基本的に物事ってのは、「あちらを勃てれば、こちらが勃たず」なのです。
369話では、このコトを再認識しました。
いやー、すごく良かったです。
モモゼ王子の退場とか、どうでも良くなりました。

