
私は不眠症に悩んでいたのですが、ロゼレム錠を服用したら割とあっさり改善が見られたので、今回はロゼレム錠の効果・副作用と睡眠障害(不眠症)考察について話していこうかなと思います。
体内時計
ロゼレム錠の前に、まずは睡眠のシステムについて書いていきます。
一般的な生活リズムである「朝起きて夜寝る」というパターンで話を進めて行くのでヨロシク!
毎日、夜の同じ時間に眠くなるのは、サーカディアンリズム(概日リズム)と呼ばれるものが関係しています。面倒くさいから体内時計と呼びましょう。
体内時計は脳内の視交叉上核(しこうさじょうかく)という部分が担当しています。面倒くさいので体内時計で。
体内時計は、太陽の光を浴びることで毎回リセットされます。
多少のズレがあっても修正してくれるので安心です。
朝、太陽の光を浴びることによって、体内時計が「朝」だということを認識し、脳みそが覚醒して昼間の活動を始めます。
夜になって光が少なくなってくると、「夜」だと認識して眠くなってくるのです。
体内時計というものは、人類が自然の中で生きていくために、長年かけて会得した素晴らしいシステムになっているのだ!

メラトニン
実際に眠くなるのはメラトニンと呼ばれる睡眠ホルモンが関係しています。
体内時計がリセットされてから約15時間前後ほど経つと、脳の松果体(しょうかたい)と呼ばれる部分から、メラトニンが分泌され始めます。
メラトニンの分泌量が時間と共に徐々に増えてくると、眠気を感じてきます。
簡単に説明すると、メラトニンが分泌されることで、体がお休みモード(副交感神経が活発)になります。
そして、「体温」とか「血圧」などが眠りに適した状態になることで、脳が寝る気満々になるようです。
体内時計が指定の時間を迎えると、自動でラリホーやスリプル(睡眠系魔法)を唱えてくれるシステムになっているということだ!
メラトニンは主に体内時計の設定によって、分泌の時間が大体決まっています。
その体内時計は太陽の光によってリセットされるというのは先程お話しました。
ですが現代人は、夜遅くまで電気をつけてパソコンをいじったり、スマホをいじったりして夜も光の影響を受けています。
そうすると体内時計が狂ってしまい、メラトニンが分泌されなくなり、不眠症などの睡眠障害になってしまうと言われています。
加えて、夜更かしもしてしまうと体内時計はさらに狂うことに!
夜更かしはやめましょう!(でもやめられない)
ちなみに、メラトニンは年齢を重ねてくると減少していくらしいです。
ご年配の方が「眠りが浅い」とか「朝早く目が覚める」のはメラトニンが影響しているのだとか。
ねんれいからはにげられない(^o^)
ブルーライト
光の影響ということでブルーライトが注目されています。この青い悪魔が睡眠障害に影響している可能性も!
太陽の光を受けて体内時計がリセットされるのは、ブルーライトを目から吸収しているからだと言われています。
太陽の光で体内時計がリセットされてから、15時間前後でメラトニンが生産されはじめるのですが、
夜になってもパソコンやスマホでブルーライトを吸収しまくっているのでメラトニンの生産が少なくなってしまい、眠気が来ないという状態に陥る。
さらに夜更かしのコンボ。
部屋の照明やLEDライト、コンビニの照明などもブルーライトをガンガンに吐いています。
太陽光は白く見えますが、いろんな波長を持っています(7色)。対して、LEDは青い光をメインに、手を加えて白い色を出しているのでリスクが高いのです。
私は最近、パソコンの横に新しいLEDライト設置しちゃったし、部屋の照明もLEDに変えちゃいましたよ。なんてことを。
科学の進歩によって生み出された便利なLEDが、体内時計に悪影響を及ぼすとは!
情報サイトなどで寝る前2~3時間のスマホ・パソコンは禁止!とかってよく書いてあるのですが、ハードル高すぎだと思う。
LEDじゃない暖色系のライトで本を読むのが良いらしいんですが、本もキンドルでデジタル化してるから無理っていうね。
げんだいじんはぶるーらいとからはにげられない!!
関連記事:ブルーライトカットしてないの?目への悪影響が強烈なスマホの対策をしよう!
ロゼレム錠の効果・メリット
お待たせしました!ロゼレム錠の効果とメリットを、実際に飲んだ体験を踏まえて考察していきます!
ロゼレム錠は、脳の働きを抑えるベンゾジアゼピン系の睡目民薬とは違い、「自然な睡眠を促す」睡目民薬のようです。
ちなみに私は副作用や依存性にビビってベンゾジアゼピン系薬は飲んだことがありません。(チキン)
ロゼレムはメラトニンと同じように作用してくれる薬です。
メラトニンは「メラトニン受容体」という部分に作用し、体温を下げたり、副交感神経を優位にしたり、血圧を下げたりすることで眠気を促します。
簡単に言うとメラトニンが脳の一部を刺激することで眠くなります。
体内時計が狂ってしまったその他うんぬんの理由で、メラトニンがうまく分泌されなくて夜眠れない(><)
そんな時にロゼレムがメラトニンの代わりに「メラトニン受容体」に作用することで眠気を促します。
噂では、ロゼレムはメラトニンよりも強く作用するので睡眠を催すパワーが強いらしいです。これは飲まずにはいられないな!
ゴリ押しタイプの睡目民薬とは違い、自然な睡眠を促すことで睡眠の質を上げ、体内時計を調節してくれるようです。
昼夜逆転しやすい引きこもりタイプにはうってつけの薬だ!
副作用や、依存性もほとんどなく、割と安心して使えるタイプの睡目民薬なのも嬉しいメリット。
実際、私が服用してみて、副作用はあまり感じません。(鈍感だから気がついてない可能性も)
私はロゼレムを服用してから割とすぐに効果がありました。
まだ2週間程度しか服用していませんが、不眠症はかなり改善されたと思います。
特に、中途覚醒が少なくなったように感じます。入眠障害も糞だけど、中途覚醒が一番糞だと思う。ほんと。
歳を食っていくとメラトニンが減少していくということから、30過ぎて不眠症と化した私めには効果が高かったのかも知れませんね!
メリットに対してデメリットがかなり少ないので、医師と薬を選ぶ時には是非ロゼレムを試してみることをオススメします。
副作用の弱い睡目民薬はどんどん試していきましょう。恐れるな!ガンガン行こうぜ!
自分に効く睡目民薬を見つけることで、その特性から薬を飲まなくても不眠症を攻略する糸口がつかめるかもしれませんよ!
ロゼレム錠の副作用・デメリット
ロゼレムは即効性のあるタイプの睡目民薬ではなく、ある程度の期間飲み続けることで地味に効果が出てくるようです。(私は初日から効果を実感しましたが)
私が調べたところ、副作用として「朝の眠気が強く、起床が困難になる」ようです。
私の医師はむしろ「朝起きやすくなる」と言っていたのだが・・・果たして!?
ちなみに私は今のところは変化なしです。(もともと朝は糞眠くて起きにくい)
副作用の眠気は日中にも来るらしいのですが、かなりのレアケース。らしい。
頭痛という副作用が現れることもあるそうです。頭痛が酷ければ服用を中止すればいいだけなので、チャレンジあるのみ。
私の場合は、2週間服用して頭痛は1回のみ。(副作用かどうか定かではない)
ロゼレムはジェネリック対応してないので、値段が高いタイプの睡目民薬のようです。
3割負担ならどうということはない。

ロゼレムまとめ
グダグダになってしまった体内時計その他色々のおかげでメラトニンが出なくなったので、「じゃあメラトニンと同じ作用がある薬を飲む」という体に優しい仕様なのがロゼレムだ!
歳を食うことでメラトニンが減少してしまうこと、スマホなどのブルーライトで体内時計が狂うこと。
高齢化や青い悪魔のオンパレードがさらに加速していくであろうこれからの社会にはうってつけの睡目民薬ですね!
私は2週間ほどの服用で十分な不眠症改善効果が得られています。
普通の睡目民薬とは属性が違うので、ハマれば効果が期待できるぞ!
さあ、医師と相談してレッツロゼレム!

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