
BackWPupプラグインを使って、『Dropbox』にWordPressを自動バックアップしていただく方法を図解で解説いたします。
サーバーが飛んでも、オンラインストレージ(クラウドの一種)に保存しておけば安心です。
ブログは資産です! 収益出してくれる不動産と同じです! だから大事です! 不動産は火事になったら終わりです! WordPressもトラブルでデータが飛んだら終わりです! でもバックアップしておけば大丈夫です!
▼サーバーにバックアップする方法はこちらに書きました。
関連記事:WordPressのバックアップを取るためのプラグイン「BackWPup」の使い方
目次\(^o^)/
BackWPupをインストール有効化しよう
まずは、プラグインのインストール有効化を行ってください。
「BackWPup」

▼インストール有効化のやり方は、こちらを御覧ください。
関連記事:WordPressにプラグインをインストールして有効化する方法
BackWPupはプロ版ではなく、フリー版を使います。
BackWPupの日本語化
日本語表記で解説を進めていきます。
▼日本語化のやり方は、こちらを参考にどうぞ。
関連記事:BackWPupを日本語化する方法!『WordPressバックアッププラグイン』
BackWPupのジョブ設定(Dropbox版)
WordPressのデータを、自動的に『Dropbox』へ保存するようにジョブ(プラン)を設定します。
「BackWPup」→「新規ジョブを追加」をクリックします。

「一般」設定
一番左のタブです。
ここでは、データの種類や保存場所を設定します。
↓ ①ジョブの名前をつけます。 これは「WordPressのデータをDropboxにバックアップするプラン」なので、分かりやすい名前を付けましょう。例:WordPressバックアップ(Dropboxにバックアップ)
↓ ②保存するデータの種類を設定します。 「データベース(大事な記事データ。軽い)」「ファイル(主に画像。重たい)」「プラグインリスト」にチェックを入れます。

↑ ③ファイルの名前はデフォルトでOKです。
下にスクロールします。
↓ ①『アーカイブ形式』は、「Zip」を選択します。

↑ ②「バックアップファイルの保存方法(保存先)」は、「Dropboxにバックアップ」にチェックを入れます。
さらに下にスクロールします。
↓ ①『ログファイル』はデフォルトでOKです。 ここには、初期設定のメールアドレスが設定されています。

↑ ②『エラー』もデフォルトでOKです。 バックアップにエラーが起こった時だけメールが来ます。
↑ ③『変更を保存」します。
スケジュール設定
左から2つ目のタブです。
ここでは、自動バックアップのスケジュールを設定します。
↓ 『ジョブの開始方法』は「WordPressのcron」を選択します。 選択すると、下にスケジュール設定項目が出ます。

↓ ①『スケジューラタイプ』は「基本」を選択します。 「高度」にすると、細かい設定が可能になります。

↑ ②バックアップは毎日取ります。 時間は午前5時に設定しました。
分からなければ、3~5時くらいに設定しておきましょう。
サーバーへのバックアップと、Dropboxへのバックアップの両方をやる場合は、時間をずらした方が良いと思います。
↓ 私のブログでは、3~5時くらいがアクセスが最も少ない時間帯です。(あくまで一例)

DBバックアップ設定
3つ目のタブです。
ここでは、一番大事なデータベースのバックアップ設定を行います。
↓ ①『バックアップするテーブル』は全部にチェックを入れましょう。

↑ ②『バックアップファイル名」はデフォルトでOKです。
↑ ③『バックアップファイルの圧縮』は「GZip」を選択します。
ファイル設定
4つ目のタブです。
ここでは、バックアップするフォルダを設定します。
ここはデフォルトのままでいいです。
↓ 上のところに、チェックが入っていればOKです。

↑ 「除外」と書いてあるところにチェックが入ると、その項目はバックアップされません。 一部の項目はチェックが入っていますが、デフォルトのままでよいです。


プラグイン設定
5つ目のタブです。
ここでは、プラグインリストの設定をします。
↓ ここは、全部デフォルトのままでいいです。 私は「ファイルの圧縮」をGZipにしてますが、あんまし意味無いです。

宛先:Dropbox設定
6つ目のタブです。
ここでは、Dropboxの認証設定などを行います。
Dropboxのアカウントを持っていない人は作成しましょう。
Dropboxの認証方法
↓ 「Dropboxの認証コードを取得」をクリックします。

↓ 「許可」をクリックします。

↓ 認証コードをコピーします。

↓ コピーした認証コードを貼り付けます。

下の項目を設定していきます。
↓ ①コピー先のフォルダ名を設定します。

↑ ②『ファイルの削除』は、7日に設定しました。
↑ ③最後に『変更を保存』をクリックします。
スケジュールのタブで、毎日バックアップを取るように設定しているので、1日1つのバックアップファイルが作成されます。
上記の設定では、Dropboxのフォルダ内には7日分(7ファイル)が保存されます。8日目移行は古いファイルから上書きされます。(1日目のファイルが削除されて8日目のファイルが入る)
↓ 『認証済み!』と表示されれば「Dropbox」の認証は成功です。 お疲れ様でした\(^o^)/

バックアップをテストする
さっそく、作成したジョブを試してみましょう。
↓ 「今すぐ実行」をクリックします。

↓WordPressの管理画面からバックアップする場合はこちら。
↓ ①「BackWPup」→「ジョブ」→「今すぐ実行」をクリックします。

↑ 作成したジョブのスケジュールや、ファイル設定を変更する時は、「編集」をクリックします。
↓ バックアップが実行されます。 バックアップ中にページを移動するのはやめましょう。

↑ Dropboxへのバックアップは27秒かかりました。(テストサイト)
バックアップにかかる時間と容量
細かいデータですが、参考にしてください。
メインサイトのバックアップ(100記事以上で画像いっぱい)
・フォルダにバックアップ(私の場合はエックスサーバー)の場合は、180秒かかりました。
・Dropboxへのバックアップは、1800秒かかりました。(約30分)

メインサイトの容量は650MBです。
↓ Dropboxの空き容量は2,5GBなので、一週間分もストックできません。ふわああああああ!!

重たいのは、画像データです。(ファイルのバックアップ)
大事な記事データだけのバックアップなら7MBほどで済みます。(データベースのバックアップ)
一般設定のタブでファイルの種類を
Dropboxの保存容量と、ブログのコンテンツ量に合わせて、日数を調整してください。
バックアップファイルの容量が大きい場合は、保存日数を減らすとか。
ファイル(サーバー上のデータ)のバックアップだけ、スケジュール日数減らしたジョブを作成するとか。
「Dropbox」には、データベースのバックアップだけにするという手もあります。
Dropboxにバックアップされたデータを確認する
Dropboxにアクセスして、バックアップしたファイルを確認します。
↓ 「アプリ」を選択。

↓ 「BackWPup」を選択。

↓ 「自分で決めたフォルダ名」を選択。

↓ これがバックアップしたデータです。

↓ 右クリックから、「開く」か「コピー」して保存するか・・・。

↓ さらにクリックした先で「ダウンロード」ができます。

↓ 解凍してファイルが出てくればOKです。

おわり
以上でDropboxへのバックアップ自動化設定は終了です。お疲れ様でした\(^o^)/
これで、サーバーに何かあっても、あなたのWordPressは安心です!
あとは、外付けハードディスクにデータ保存すれば完璧ですね。
関連記事:WordPressのバックアップを取るためのプラグイン「BackWPup」の使い方

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