
WordPressサイト運営者が、httpsを目指す時に障害となるのが、「http」のまま残った画像やウィジェットです。
原因不明で、なかなか緑の鍵マークにならないと、すっごくモヤモヤしますね。
全部緑にしないと気持ち悪いですが、あまり深みにハマると抜け出せなくなるので、ほどほどにしておきましょう。
こちらの攻略記事は、「Xserver限定」ではありませんので、ご安心下さい!
▼ 作業を開始する前に、バックアップを取っておいて下さい。
関連記事:WordPressのバックアップを取るためのプラグイン「BackWPup」の使い方
目次\(^o^)/
「Search pattern」の検索に引っかからない項目たち
大まかな画像は「Search pattern」で「https」化することが可能ですが、「Search pattern」の検索に引っかからない、厄介な項目があります。
↓ 主にこれらの項目です。
- トップページ画像
- アイコン画像
- ウィジェット
- グローバルメニュー
- フッター
- プラグイン関係
- テーマ
- 外部リンク
- アフィリエイトリンク
↑ 上記の項目の中に、URLが「http」のままロックされたやつがあります。
人によって、使っているテーマや、プラグインが違いますから、その他の項目にも問題が発生するかも知れません。 頑張って処理していきましょう!
画像が原因である場合が多いです。 ですが、一番厄介なのは「外部リンク」や「アフィリエイトリンク」だと思います。
私が出会ったケースを記載しておくので、参考にして下さい!
関連記事:【Xserverでhttps化】WordPressブログに独自SSLを導入するとかっこいいぞ!
Firefoxで調べる
Firefoxで調べると、どこが「http」のままなのか調べることができます。
場所を特定して、画像を入れなおしたりします。
↓ まずは、Firefoxの上部にあるアドレスバーのところに「https」のアドレスをぶち込んでください。

↓ アドレスを入れたら、Enterキーを押して、ページを表示します。

↑ 鍵マークのところに、黄色の三角ビックリマークが出たら、まだ「https」化は完全ではありません。
↓ 「https」化が完了すると、緑の鍵マークになります。目指すはコレです。

↓ Google Chromeではこのように表示されます。

↓ Google Chromeの未完全版。

「Firefox」では緑の鍵マークになっているのに、「Google Chrome」では未完全ということがあります。もちろん、逆の場合もあります。
ですが、「https」化を施しても、反映されるのに時間差がありますし、「自分が見た時」と「他人が見た時」で、鍵マークの有無が違うことがあります。(検証済み)
「Firefox」と「Google Chrome」の両方で緑の鍵マークにするのが理想ですが、あまりこだわらなくても良いと思います。
Firefoxのサイト→WEBサイトへの接続が安全か確認するには
トップページのアドレスが「緑の鍵マークになった」としても、ブログ内の記事全てに緑の鍵マークが付いたわけではないです。
だから厄介なのです。 全部やってると時間がもったいないです。(いやマジで)
だれか偉い人が一括で変換できるシステムを構築してくれることを期待しましょう。(諦め)
↓ ①「!」マークがついているエリアをクリックします。

↑ ②下に表示されるウィンドウの「▶」をクリックします。
↓ 「詳細を表示」をクリックします。

↓ 「メディア」をクリックします。

↓ ①「メディア」に表示されたURLを確認して、「http」のままになっているモノを見つけましょう。
↓ ②「種類」は「アイコン」です。

↑ ③画像のURLから分かる「日付」や「寸法」などは重要なヒントになります。
↑ ④「メディアプレビュー」を見れば、どの画像かが判明します。
アイコン画像の差し替え
上記のデータから、「どこにどんな目的で使われている画像なのか?」ということをあぶり出し、場所を特定して、対処していきましょう。
「メディア」で検索すると画像のURLが「https」になっていることは、確認できます。
上記の画像は、「Search pattern」の検索では引っかからないアイコン画像ですから、画像自体は「https」になっているけど、何らかの要因で「http」としてみなされているということです。
↓ 「外観」→「ヘッダー」から、アイコンの変更を行いました。

↓ 怪しいのは、「サイトアイコン」「ファビコン」などですね。

アイコンを変更してもダメだったので、おそらくSpeech bubble (スピーチバブル)か、アルバトロスの「吹き出し」に使っているアイコンだと目星をつけました。
関連記事:【Speech Bubble】会話形式の吹き出しが使えるプラグイン 『WordPress』
↓ 吹き出し機能なら、「AddQuicktag」を使っているはずなので、「設定」→「AddQuicktag」をクリックして設定画面に進みます。

↓ 「AddQuicktag」で「http:/」と検索(Ctrl+F)をかけると38件ヒットしました。ここのURLも「https」に修正しておいたほうが良さそうですね。(手間なのでいったんスルーしましたが)

「AddQuicktag」で原因となる画像URLの一部を検索してみるのも良いと思います。
私の場合は、画像URLで検索をかけてもヒットしなかったので、「AddQuicktag」の登録を消したか、プラグインでロック的なモノがかかっていると判断しました。
↓ 「Speech bubble (ふきだしプラグイン)」を、いったん停止します。

「Speech bubble (ふきだしプラグイン)」を停止した状態で、Firefoxで確認します(ページ更新する)
↓ アイコンのURLは消えていました。 やりました!

その後、「Speech bubble (ふきだしプラグイン)」を有効化し直しても、アイコンのURLは消えたままでした。
「Speech bubble (ふきだしプラグイン)」の記事も無事でした。
もう一つの方法としては、投稿一覧の画面で「画像URL」の検索をかけることです。(http://で検索するのもアリ)
↓ 投稿一覧から右上の検索ボックスにキーワードを入れます。 こちらの検索ボックスは、記事内のキーワードも拾ってくれます。

キーワードにかかった記事の、日付などを吟味します。 容疑者記事たちを1つずつ開いて、今度は「Ctrl+F」でキーワード検索をかけましょう。
サイトロゴの差し替え
画像差し替えの、別パターンを紹介します。 私の場合は、2つの画像差し替えで済みました。
再びFirefoxからメディア検索。
↓ ①「http」のアドレスを確認。 ②種類が「画像」であることを確認。

↑ ③のデータを確認。 ④「メディアプレビュー」で画像を確認。
画像から、「タイトルロゴが原因」だと分かったので、いったん削除して画像を入れ直します。
↓ 「外観」→「カスタマイズ」をクリックします。

↓ 「サイトロゴ」からロゴ画像を「画像の変更」もしくは、「削除」で入れ替えて「保存して公開」します。

上記の作業完了後に、再びメディア画像のURLを確認しても、画像は「http」のままでした。
↓ Firefoxで確認すると、変わっていませんが・・・。

Google Chromeでは緑の鍵マークになっています。

↓ 30分ほど悩んでいると、Firefoxの方も緑の鍵になりました。

「https」化しても、反映されるまでに時間がかかることが多いように思います。
「https」化の作業は、気長にやることをオススメします。
httpsと化したWordPressのその後
「https」何やかんやで反映されるまでに時間がかかります。
↓ 「https」化作業の翌日に、パソコンでGoogle検索した結果。

↓ 2日後。 アドレスに「https」反映されました。

今後、Google検索する時は、ここを意識するようになると思います。 ちなみに、Yahoo検索では「https」は表示されませんw
↓ 同じく「https」化作業の翌日に、スマホでGoogle検索した結果。 こちらの方が反映は早かったです。

↓ 2日後。 ディスクリプションに「スマホ対応」の文字が追加されました。

↓ スマホで記事を表示した時に、鍵マークがつきます。

↓ Google検索から記事にアクセスした場合は、鍵がありましたが、ブログ内リンクから記事にアクセスした場合は、鍵なしでした。

スマホのアドレスに鍵が付いてるかどうかなんて、ほとんどの人が見てないと思いますがw
↓ パソコンで確認したところ、緑の鍵になっていませんでした。(Google Chromeの場合)

↓ Firefoxでは緑の鍵でした。

私がやってみた作業は以上になります。
やりだすとキリがないです。
トップページを緑の鍵にしたら、いったん終わりにして、暇な時にチェックする程度で良いと思います。
関連記事:【Xserverでhttps化】WordPressブログに独自SSLを導入するとかっこいいぞ!

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